The world's heritage Jiuzhaigou

Jiuzhaigou, the natural heritage of China which is increasingly popular, is one of the most beautiful lakeside in the world.


Day6 ~ Apr. 12th, 2012

起きて外を見るとなんと物凄い雪が降っていた。 これには言葉も無くしてしまった。 この雪の量はとても深刻で、黄龍行きはかなり危うい状況だとわかった。 とは言えホテルに閉じこもっているわけにも行かず、遥か遠い黄龍に向けて出発する事になる。 昨日のタクシーのおじさんは約束通りの時間にホテルに迎えに来てくれた。 インターコンチネンタルをチェックアウトして出発したものの、途中チェーンをはいたり大渋滞したりで立ち往生。 やっと動き出しても雪は強まる一方。 そしてとうとうおじさんも「もう黄龍へは行けないよ。」という。 悲しいがこれは予想された事だった。 だからといってこんなど田舎ではどこにも行く所もなく、この日1日どうにか過ごさなければならない。 どうしても黄龍に行きたかったが、おじさんが「牟尼溝に行こう」と言ってくれた。(もちろん筆談) 牟尼溝について急いでガイドブックで調べてみると、これが意外にもよさそうな場所だった。

The taxi driver who helped me out a lot Heavy Snowing

牟尼溝に行く事を決めた後、しばらく走るとおじさんは急にタクシーを止めて外へ。 不思議に思っていると、巨大な円盤状のパンと人数分の水を買ってきて食べるよう薦めてきた
「お腹すいたでしょ?食べてーな。」
と恐らく言いながら…。 パンは硬くてモサモサしていた。 この分の料金は請求されることもなく、もっと食えもっと食えと薦めるおじさん。 なんとやさしい。

Tibetan bread 

いよいよ到着した牟尼溝は予想を裏切る美しさ。 扎嘎瀑布は100mを超える大滝で雄大だった。 雪は勢いを弱めたものの、降りしきる様子が幻想的な光景を醸し出していた。 その滝の上まで登るための急な階段が続いており、息を切らして何とか登る。 そして下る。そのまま川が続き、側は黄龍の様な段々を作りながら美しく流れていくのだ。 途中不思議な緑や青の水たまりを作ってとても美しい光景だった。 ここでは、2、3時間滞在したが駐車場に戻るとタクシーのおじさんはちゃんと待っていてくれた。 暇だったろうに…。

牟尼溝を後にすると、今度は松州古城に連れて行ってくれた。 ここでは秘伝の薬草でも売っていそうな外観のバーガーショップがあって、 街は古い古城の城壁を残しており雰囲気があった。 城壁の前では、ガイドブックでもよく見る文成公主と吐蕃王ソンツェンガンポの像が出迎えてくれる。 町の小さな食堂で牛肉面と水餃を食べた。 店内は狭くて汚いが料理はうまい。やはり四川の料理は食が進む。 しかし、その後少しお腹を壊して苦しむ。トイレを探すもなかなか見つからず、 やっと見つけたトイレが脅威の汚さだった。 しかも、扉がない。ただ溝にするだけのトイレ。 あまりの汚さにびっくりしつつも仕方なく用を足す。 思い出しても気持ち悪くなる。 さて、復活してタクシーに戻る。おじさんはタクシーで熟睡中で微笑ましかった。

少し早めだが、今日の観光を終えてそのまま九寨溝黄龍空港まで送ってくれた。 おじさんは初めに決めたディールの金額だけを受け取って去っていった。 ここらの人はとてもやさしい人ばかりだなぁ。

この夜は成都に宿をとっていたので飛行機で再び成都へ向かう予定だ。 夜21時の便への搭乗だったのだが、早めに着いたので早い便に変えてもらえる様交渉してみた。 英語のできるスタッフが少ないためややこしい事を説明するのはつかれる。 なんとかOKが出て別の便4474に乗ることになった。 ゲートへ付いて待っていたが一向に出発する気配がない。 それより何より、どうも空港の様子がおかしい。 掲示板を見ると、なんと全ての便がDelayで動いていない! きっと今朝の大雪のせいで全て遅延しているのだ。 困ったが言葉が通じないのでひたすら待つ。 すると行きの便で見た韓国人オバサン集団を発見。チケットをチラ見したら4474で我々と同じ便だった。 彼女らにはツアーガイドがおり、その人の動きを盗み見ながら時間を過ごす。 すると午後19時頃に彼らがゲートを出ていってしまった。
「え!どうしたらいいの!?」
と焦ってゲートのお姉さんに聞いてみた
「このチケットの乗客なんですが、どうしたらいいの?」
「飛行機飛ばない、ホテル、帰って、休んでください。」
「は?ホテルとってないし」
「んーーー、ホテル、戻って、休んで、空港戻って来てください。」
「は???」
らちが明かず、英語のできるスタッフを探した。 インフォメーションセンターの女性に聞いたら空港がホテルを容易したからそこで待てとの事だった。 空港が用意したバスがホテルに向けて出発するので急げとの事。
と、ここでハプニング。預けた荷物がバゲージクレームから見つからない。 スタッフに行って探してもらうも、初め30分くらい「ない、ない」と言われる。 かなり焦ったが、結局普通に「あった」と言ってどこからともなく荷物を持ってきた。 どういうことやねん!!
さて、ホテルに付いたらビックリここが地獄の汚さだった。

  • Dirty bathroom
    Dirty bathroom
  • Dirty pot
    Dirty pot
  • Dirty room
    Dirty room

ホテルに着いてまず思ったのが、

  • これからどうやって空港に戻ってどうやって成都に帰るのか
  • いつ??
  • いつ誰が連絡くれるかわかんないから寝れないじゃん!
  • 連絡は中国語で、オレ理解できる??
  • 成都に予約したホテルにどうやって連絡しよう?
などなど、冷や汗モノ。 ホテルへのチェックイン時には同じ便の旅行客が同じバスでつめ込まれてきたので、 藁をも掴む思いで、若い中国人女性に声をかけてみた。
「すみません、英語話せますか?」
「ええ、話せますよ。」
おお!神のご加護じゃ!この女性はお父さんらしき人と二人旅行中で、
  • これからホテルで待機する事
  • ホテルのスタッフが飛行機が出る時に教えてくれる事
  • その時はまた空港バスが迎えに来る事
  • ただしそれは今夜か明日朝かわからないのでホテルで待てと言う事
  • ホテルで食事が出るから食堂に集まれという事
をひと通り教えてくれて、最後に自分の部屋番号を教えてくれた。 「何かあったらここにこい!」と。 なんと心強い。

部屋に向かう途中、別の若い女性がいたので、もう一人くらい頼れる人を探しておいたほうが良いかと思い、
「英語話せますか?」
と聞いてみると、
「話せます。」
と流暢な英語で返された。おおお!ここにもいたか救世主。やはり若い人に限る。 誰も言葉が通じないと思っていたところにこんなありがたい事はない。 聞いてみると彼女はなんと中国人ではなく韓国人なんだそうな。 という事は成都に戻った後もホテルが必要なわけで、
「成都のホテルには飛行機の遅延と伝えたの?」
と聞いてみると、
「あ、そういう事はガイドがやってくれるの。ツアーだから…。」
と、Oh!オレより余裕があるわけだ。。。
そして逆に彼女が聞く
「あなたのガイドは何も言っていないの?」
「あ、いやオレ個人旅行だから…」
「中国語はできるの?」
「え、あ、いや無理無理」
「…」
「…」
「そりゃヤバイね。ってか、こんなところに中国語わからない人が個人旅行で来るとか無茶し過ぎ。」
はい。すみません。

食堂に行くと韓国人女性が「一緒のテーブルで食べなよ。」といって誘ってくれた。
韓国人オバサン達+若い女性+我々で席に着いていると、ホテルのクラークから、
「おまえらはこっちだ!」
となぜか我々だけ席を話されてしまった。なんなんだ!なんの因縁があるんだ。 そして違う中国人グループ所で、「ここに座れ」と言われ仕方なくそこで飯を食う。 すると、その席の中国人男性が急に英語になって
「たくさん食べなよ。この皿食べた?」
などと薦めてきた。え?
「英語話せますか?」
「うん」
「どちらから来られたんですか?」
「シンガポールだよ。」
おおおおおお!ここにもいたか救世主。 しかも今度はグループ全員英語行けるっしょ? そして少し心強くなったのでした。 ところでご飯は中国随一のまずさ。こんな不味い四川料理があるのかと驚いた。 茹でたコーンさえ不味かった。どうやったら不味いコーンができるのだ。 コーンは料理じゃなくて食材だぞ。

さて、部屋の汚さは尋常じゃなかった。雪だったのに暖房も効かなかった。いつまでここに閉じ込められるんだ。 そう考えると気が滅入ってきた。 コーヒーでも飲もうと思いポットを見ると注ぎ口の部分に変な白い物体がこびりついている。 こりゃ無理だ。。。 「いつ迎えが来る」ってわかってたらもう少し気が楽なんだけど・・・。

そして深夜23時頃。ドアがドンドンとノックされ、出てみるとシンガポーリアングループの中の一人がそこにいた。
「飛行機でるぞ!」
「え?」
「レッツゴー!」
助かったーーーー。 急いで支度をしてバスに乗り込む。空港まで行くと他の便の人々も集ってチェックインカウンターは大渋滞。 チェックインカウンターの列では、我々の前に韓国人グループ、後ろにシンガポーリアングループがいた。 韓国人グループは大所帯だったので別の列にも並んでいたが、我々の列の方が早く進んだため、 韓国人ガイドが向こうの列の人間を一斉に我々の列の前に割り込みさせた。 これに起こったシンガポーリアンが後ろでボソボソ言い始める。 僕にも話しかけてくる。
「あれ、韓国人だろ?」
「あ、うん、そうみたいだね。」
「あれ割り込んでるじゃん。文句行ったほうがいいよ。」
そうは言われても、彼らの中の一人の女性に助けられてるので僕は何ともいえない。。。 でもシンガポーリアンにも助けられてるので何とも言えない。 そうこうしている内に僕らを挟んで前後で中国語のケンカが始まった。 韓国人ガイドは中国語が堪能なようだ。シンガポーリアンはもちろん中国語を話す。 両方に助けてもらった我々は、心で「ケンカをやめて」と思い、ただ黙るのみ。

終わってみると気楽なもんで、ドタバタ劇の中とうとう成都に変える事ができた。 いろんな出会いがありこんな旅は記憶に残ろう。 とても人の温かみに触れることができた。成都についたのは深夜。